KVD体験レポート Vol.2

こんにちは。古市です!

今日は群馬高専から高専生がKVDにやってきました。
彼は3年生の時に高専を休学するという大きな決断をしました。

「なぜ、休学をしたのか?」

今回の記事では、その理由について迫っていきます。

KVDの場所わかりました??

特に問題ありませんでした笑

Q.休学までの経緯を教えてください。

入学してからずっと高専独特のノリに馴染めなかったため、当時は高専を辞めることを考えていました。高卒認定を取得し、普通科の人達と同じように大学受験をすることを考えていたんですよね。

「何かに本気で取り組みたい」という気持ちが
とても強かったのを覚えています。

高専2年の終わりくらいに実施した三者面談で
「高専は辞めず、休学したら?」という先生からのアドバイスをいただき、休学に踏みとどまりました。

当時は、精神的に不安定で壁に穴を開けちゃいました汗
両親にすごく心配されましたね。

休学してから、ずっと受験勉強をしていました。

入学当時、高専の雰囲気に馴染めないのはよくわかる気がする。ただ、壁に穴を開けることはなかった笑

Q.休学期間中はどんな生活を送っていましたか?

朝は6時半起床、8時半から夜の22時まで勉強をしていました。有料学習室を借りて、朝から晩まで勉強する生活をループしていました。

勉強する仲間がいなかったので精神的にだいぶきつかったです。学習室から家に帰る道中、とても寂しかったのを覚えてます。

結構ストイックな生活をしていだんだね。受験期間中って、謎に孤独だよね。わかるわ。

Q.ちなみに大学はどこ受けたんですか?

早稲田、慶応、上智大学の3つを受けたんですが全て受験に落ちてしまいまいました。

浪人も考えたんですが、もう一度受験をしても受かる確証がなかったので高専に復学すること決定しました。

休学した1年で勉強に対する意識が変わり、復学後も大学編入に向けて勉強を続けています。

Q.過去を振り返って、感じたことありますか?

落ちて良かったとは思えないですけど、休学した1年に対して後悔は全くありません。休学は結構おすすめですよ。

みんな1年遅れることに対して、深く考えすぎだと思います。留年は良くないと思いますが、1年くらいやりたいことに挑戦する年にしてもいい気がします。

例えば、バイトを半年してお金を貯め、残りの半年は色んなことに挑戦してもいいじゃないですか。

高専生のキャリアの一つに「休学」という選択肢を提示できる人はほんの一握りだと思う。僕も休学をしているけど、高専時代にで休学して、何かに挑戦するという勇気はなかった。

Q.今後の目標を教えてください!

大学編入に合格したいです。

応援してくれる人が多いので、彼らの期待に応えたいです。
地元の友達がご飯を奢ってくれたり、高専の友人が勉強を教えてくれたりしています。周りの人の期待に応えたいですね。人に恵まれていると思います。

自分を応援してくれる人達の期待に応えたい気持ちはわかる。ぜひ、過去の経験も生かして、大学編入合格を掴み取ってください。

まとめ

宿泊先に受験の勉強本を持ってきていたPくん。
受験期の自分を思い出しました。高専で「休学」という道を選択した人は全体でみると圧倒的に少ないのかもしれませんが、Pくんのように選択肢の一つとして視野に入れておくといいかもしれません。

Pくん、頑張って!