こんにちは、古市です!
今日は、こんな記事を発見しました。

大学生よりも優秀?高専生が注目される理由

参考URL https://toyokeizai.net/articles/-/306358


引用元:東洋経済

■記事の要約

高専生は産業界から技術者としての評価が高かったが、近年「高専生の方が大学生よりも優秀だ。」と工学系の大学教授から評価を得ている。

では、高専生の評価が高く、逆に大学生が期待されていないとしたら、現在の技術系教育はどのような問題を抱えているのか?という問いから記事が展開されている。

筆者は、大学教育では学生の興味・関心に基づく行動意欲を欠いていており、大学の授業を学ぶ動機付けが設計できていないという点が問題であると指摘している。ほとんどの欲求がスマホを通じて満たされている若者に対して、学ぶ動機づけをどのように与えるかは極めて重要な問題だと筆者は語る。

記事の最後では、学校での学びが社会につながっており、自らが社会に貢献できるという実感こそが大学教育には不可欠であるとまとめられていた。

本文では、大学教育と比較して高専教育の特徴や取り組みが紹介されている。

■高等は「実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関」
高校と同じように、中学校卒業後の進学先として位置づけられているが、異なるのは5年一貫教育となっており、一般科目も学びながら専門的な知識や技術を身に付けることができる。一般の高校生が大学に入ってから専門を学ぶのに対して、入学直後から専門科目を配置し、大学受験を経ずに、専門分野を学べるシステム。

■高専では「社会実装教育」が実施されてきた
東京高専を拠点に21高専が連携し、イノベーションを実現しうる技術者を育成するプロジェクト「KOSEN発“イノベーティブ・ジャパン”プロジェクト」の事例が紹介されている。

1.市民や異なる分野の専門家から生まれる「生きている情報」を工学上の言葉や具体的な技術に変換することのできる高度なコミュニケーション力

2.社会の複雑な要求に基づきながら改善や改良に取り組む主体性と創造性

の2点を兼ね備えた技術者を育成する。育成のために、4つのステップに分けて高専生を教育しているという。

1.課題を把握する
2.提供する価値を考案する
3.社会に導入する
4.評価を得る

一方で、高専機構を取り巻く問題として国民の認知度がそれほど高くないことが紹介されていた。

・高専の卒業生に対する評価は高いのに中学生の高専への入試倍率が高くない
・職場で大卒との待遇格差が生じている場合がある
・多くの高専が設立から50年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいるなどの問題点も抱えている

こうした問題に自民党関係議員の関心は高いようだ。

■高専生のみなさんはどう思いすか?

高専生と大学生の優劣を決めるというより、現在の大学教育が高専教育から学ぶことがあるよね!というのが記事の主題でした。これを踏まえて、現役高専生、OBのみなさんはどう感じましたか?

高専生、優秀問題」に対して、①~④の4パターンに分かれているなとtwitterをみて思います。

①高専生全員が優秀というわけではないし、高専生高専生うるさいんだよ
②高専生が取り上げられたぜ、嬉しいいい
③傍観する人
④無関心な人
の4パターンに高専生が分かれているように思います笑

僕のポジションは②です。なぜなら、単純に高専OBとして高専生が評価されるのは嬉しいから。確かに、①の人の意見もわかります。メディアで取り上げられる高専生という主語は、高専全体のごく一部を指していることが多いのは事実。

現役高専生は全国に約6万人いるとされていますが、これを一括りに「高専生は優秀」とされることに違和感を覚えるでしょう。一方、「高専生は一部優秀だよ」という「一部」を付け加えても、失礼なやつだ!と批判が湧くでしょう笑

記事の中にも紹介されていましたが、高専生の社会からの認知度はまだまだ低いという問題があります。認知度が低いということは、単純に社会から評価されるきっかけが少ないということ。

評価されない→機構に予算が落ちない→高専生をとり巻く環境の質が下がるとなると、誰も嬉しくない未来が待っているでしょう。だから、僕は優秀な高専生は社会でどんどん評価されればいいと思っています。