こんにちは、古市です!
北九州工業高等専門学校の学生と先生が立ち上げたベンチャー企業Next Technologyが開発したロボット学習キット『Fab-Robo』について紹介します。

僕の高専時代の専門はロボット工学なんです。高専4年生の実習でロボット製作を1年間かけて実施しました。

ロボットの製作には、主に「外観部の設計と製作」と「ロボットの動作を制御する部分の設計と開発」があります。

前者は、開発者がロボットに要求する物理的な動作を実現可能にする外観設計をします。後者では「走る」「光る」など、ロボットの動きを実現するための制御部である電気回路とプログラミングを設計します。高専時代の実習では5人チームで開発に挑みましたが、僕が所属していたチームのロボットは動きませんでした。

高専入学前は「ロボット製作も勉強すればいけるでしょ」と思っていましたが、実際に製作に挑戦してみて想像以上に大変でした。

しかし、今回の記事で紹介する『Fab-Robo 』を使えば、ロボットの組み立てから動作の制御まで簡単に実現できるみたいなんです。

クラウドファウンディングでは、合計153人の支援者から目標金額の3.6倍である180万900円を調達に成功しています。

■Fab-Roboの特長

①ネジとナットで組み立てることができるから初心者でもロボットの構造を学ぶことができる

②「走る」「光る」「腕が動く」「距離を測る」の4つの動作をビジュアルプログラミングによって遊び感覚で実現できる

③プログラミングを作ってからわずか3秒でロボットの動作を確認できる


ロボットの外観を組み立てる工程から動作の制御、そして実際に動作を確認するまでのスパンがとっても短そう。1年かけてロボットを製作して動かないという苦い経験よりも、「簡単に」「感覚的に」「すぐに」ロボット製作できた方が初心者の達成感は爆上がり間違いなしです。

■合同会社Next Technology について

『Fab-Robo』の開発会社である合同会社Next Technologyを調べてみたら、クスッと笑えるようなロボットを開発していて紹介せずにはいられなくなりました。

①口臭測定女子かおりちゃん
友達が口が臭い時、「口臭いよ?」と注意することって中々できませんよね。さりげなくガムを渡すくらいが精一杯。でも、かおりちゃんがいれば大丈夫。口臭を4段階評価した上で、コメントを残してくれるらしいです。

かおりちゃんの評価は大きく、合格と不合格に分かれ、不合格の中に「少しダメ」「やばい」「測定不能」の3つがあります。どういう仕組みで口臭を測定しているのか気になりますが、測定不能の口臭って一体どんな口臭なんでしょうか?会社に一台かおりちゃんを置いて、口臭チェックを義務化すれば社内のコミュニケーションはいい匂いになりそう。

参考サイト http://www.next-tech.co.jp/products/kaori

②足の匂いを測定する犬型ロボットはなちゃん
またもや、「臭い」を測定するロボット。個人的にものすごくツボってます。鼻の先にガスセンサーを搭載し、臭いのレベルに合わせて「擦り寄る」「吠える」「気絶する」の3つ。

そして、新型は「気絶」ではなく片足を上げて消臭剤を噴射するそうです。気絶された時の心境。せめて、吠えられくらいに足の臭いをケアしておきたいですね。


■感想

小学生の時、雑誌の付録にだった電子工作開発キットを毎月作っていました。当時は「理解できなくても、自分の手で何かを組み立て、動かす」ことに本当に夢中でした。もし、タイムマシンで過去に戻れるなら10歳くらいの自分にFab-Roboをプレゼントしたいです。

2020年からプログラミング教育の義務化が実施予定とされていますが、教育現場では実現に向けて様々な課題があると思っています。その一つとし、「教育者である先生にプログラミングの経験がなく子供に教えることができない」ということが懸念されています。

しかし、Fab-Roboを使えばプログラミング未経験な先生でも取り扱え、かつ子供の探究心や物作りに対する関心を引き出すことができる優秀な教材になりそうです。

●参考サイト:exiteニュース(https://www.excite.co.jp/news/article/Getnews_2162589/